スターバックスはモナコにもあって、日本とはやや扱われ方が違いますが価格も日本とほぼ同じですし、押さえておきたいスポットとしてお勧めします。
日本のスターバックスは、どれだけ家賃が高そうな場所であってもじゃんじゃん出店していますが、モナコのは中心部にはなくてどちらかというと下町の一角にあります。
下町とはいってもモナコに死角はないのでおしゃれな街並みですし、行きかう人もさっそうとしています。
僕は18年ほど前(1999年)にパリで生活していまして、そのころにはすでに日本はスターバックスは全盛だったのですが、フランスのカフェ文化にはなじんでいないのか、まだ進出はしていませんでした。
その後、3年ほどすると(2002年ころ)パリの中心部にスターバックスは出店しますがやはり苦戦をしていたように思います。
カフェ文化はフランスにびっしりと根付いていますし、やはりスターバックスの使い方とは若干違いますので難しいかもしれません。
ただし日本人からすればビジネスにも使えて店員も程よくほっといてくれる空間の居心地の良さはありがたく、ここモナコ店も使いやすさは抜群です。
通常のフランスのカフェは、テーブルにつくかカウンターでウエイターさんを呼び止めてオーダーします。
日本であればたいていお店側から話しかけてくれますがフランスではそうはいきません。
こちらから話しかけなければ永久にほっておかれるか、あるいはお金を払う気がないと思われて追い払われるのがオチです。
観光客であればフランス語に窮することは当然ありうることですのでお店側から英語なり日本語なりで話しかけてくれればいいのですが、なぜかこうはいかないのです。
これが「フランス人はフランス語しか通じない」と思われる原因の一つかもしれません。
モナコ店は日本のスターバックスと同様に入り口付近のカウンターで注文します。
気を付けたいのが日本でいうドリップコーヒーが一般的ではなく、コーヒーと注文するとエスプレッソと念を押されるのです。
一般的なドリップコーヒーを注文しようとするとエスプレッソをお湯で割ったものが出てきますがこれがひどく薄くてお勧めできません。
そのためラッテであれば「クレーム」、モカであれば「モカ」とドリップ以外の商品がいいでしょう。
Wi-Fiは?
モナコのスターバックスにもWi-Fiサービスはあります。
トルコのイスタンブール空港にもありましたがイスタンブール空港のWi-Fiは端末でいろいろやらないと使えないのに対してモナコはメールアドレスなどの簡単な手続きで利用可能です。
僕は日本では超絶のインターネット依存症なのでこれはありがたかった!
ただし利用制限があって、ほぼ一日に一回しか使えません。
まだ日本のように「スタバは開業しちゃったら即満席」という状態には程遠く、店内はいい時間帯にもかかわらず空席がちらほら見受けられます。
客単価からいっても儲かっている・・・とはいえません。ひょっとしたらWi-Fiを完全フリーにするほどの状況ではないのかもしれませんね。
日本からモナコに旅行するときに必ず重宝するスポットとしてお勧めします。
1 Rue de la Colle, 98000 Monaco