保身の話

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そろそろ45歳になるのですが、最近、保身というキーワードを考えることが多くなりました。

保身は、要するに自己防衛ですが、自分の立場や財産、名誉を守るためにする行動でしょう。

通常はこれらの財産や立場、名誉は自分の実力によって形成されるのですが、そのバランスが崩れる時に人間がどう行動するかは、その人の価値観が大きく出ると思っています。

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僕は自分のフェイスブックで「ものを所有すること、保身、名誉が苦手と」書いています。

これは嘘ではありませんし、もちろん貫くことは難しいですが、こうありたいと思っています。

 

ずっと前から温めてきたことなのですので、ここで見直してみようと思います。

 

しかたのない保身とどうでもいい保身

僕はできる限り保身は避けようと思っていますが、それでもどうしても保身を優先することもあります。

また、いままで見てきても、「こりゃ保身に走るのも仕方がないよ」というものもあるのも事実でしょう。

仕方のない保身とは、家族や仕事とかで譲れないプライドもありますので、これらを守るための保身は仕方がないことだと思います。

例えばご家庭では、食べていくため(生活するため)に必要なものは確保しないとだめですので、これは保身に走っても仕方がないと思います。というか保身に走らないとだめです。

また、人生の選択で「ここは保身を優先させる」という局面もあると思いますので、自覚があるのであればそれはいいと思っています。

ですが、世の中を見渡してみると、いい生活をしたいとか見栄を張りたいとかを守るための保身が圧倒的に多数で、そういう保身に限って自覚がないことが多いように感じます。

 

固定費が保身を生む

いろいろ思い返しますと、保身に走る人に限って固定費が多いというか、毎月かならず出ていく出費が多い人ほど保身に走る傾向があるように感じます。

高い家賃や高い車、ローンなどはわかりやすい固定費でしょう。身の丈に合わない固定費は保身を生みます。

また、これはバカだと思っているのですが、見栄を優先させていい服を着ないと気がすまなかったり、身の丈に合わない習い事をしたりする人もいます。

贅沢をしていないとダメな人は案外いて、こういう人は普通に考えれば固定費じゃないものを固定費として考える傾向にあります。

そして例外なく保身を優先するのです。

 

これは人生のスタンスなのですが、固定費はできる限り少ないほうが賢明だと思っているので、僕はひと月15万円あれば生活できます。

現在の生活費はそれよりも全然多いのですが、じゃあ15万円になったらなったでみじめには感じませんし、それでも楽しくやる自信があるのです。

 

 

実力以上の評価を受けると保身に走る

保身について考えるようになったのは、日大のアメフト部の監督とコーチの会見をみてからです。

彼らは日大という守られた環境の中で自身の能力以上に評価を受けて、それを守るためにつじつま合わせでいろいろやってきた結果ぼろが出ました。

実力以上に評価を受けると勘違いするし、いいことがないので僕はできる限り評価を受けないようにしています。

持ち上げられてもいい顔しませんし、できる限り褒めないでくれオーラを出しているつもりです。

 

こんなことを書いているとモテないことは十分にわかっていますが、なんでしょうもないことで保身に走るかというと、要するに固定費が多いのでしょう。

 

ここまで書くと本当に15万円でやれるのか気になりますが、さすがに今はやらない。

爺さんになったらいつかはそういうときも来ると思いますので、その時にやります。

 

 


当ブログ運営 前場亮のご紹介


1973年7月11日生まれ
行政書士前場亮事務所と株式会社ワインブックスの代表をしています。


2014年まで西麻布で飲食店を経営。
ワインも得意で第3回キュヴェ ルイーズ ポメリーソムリエコンテストで全国優勝しました。

行政書士の専門分野は風営法・航空法・道路法です。
これらのすべての分野で影響力のあるサイトを運営しています。詳しくは

風営法の専門サイト

道路法(特殊車両通行許可)の専門サイト

航空法(ドローン飛行)の専門サイト

をご覧ください。

モノを所有すること、保身、名誉が嫌いです。

行政書士 前場亮事務所
東京都港区赤坂9-1-7
赤坂レジデンシャル534
tel 03-6418-1075 fax 03-6418-1076


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