6泊8日の旅行でしたが、本当に最高でした!
今はニースのカフェでこの記事を書いていますが、特に不便も感じませんし、危ない目にも会いませんでした。
一日目 モナコ泊 モナコ
二日目 モナコ泊 マントン
三日目 モナコ泊 エズ村
四日目 ヴィルフランシュ泊 ヴィルフランシュ
五日目 ニース泊 カンヌ
六日目 ニース泊 ニース
でした。
2018南フランス旅行
何故南フランスにしたのか?
モナコの夕暮れ
南フランスとモナコは27歳の時に来て以来二回目です。
フランスでの生活を終えて日本に帰るときに、すでにレストランを開業する話が決まっていたので、その締めくくりにマルセイユからモナコまでを2か月くらいかけて旅行をしたのです。
そのときは、とにかくどうやってそのレストランを盛り上げようか、どうすれば成功するかの具体論を毎日練っていました。
それからもちろん、今後の人生をどう生きようか、どういう大人になりたいかもずっと考えました。
その思い出の検証も南フランスにした大きな理由ですね。
6泊は長かった!
エズ村の城塞
今回は1月2日に出発して10日の夜に帰国するので6泊でした。
行政書士は、特に僕の業務の場合、1月上旬は閑散期であることが分かったことと、後輩がしっかりしてくれていますので安心して旅立つことができます。
ただし僕にとっては6泊はとても長く、後半は完全にホームシックで日本食や仕事が恋しくて一日がとても長く感じられました。
現在の集客はインターネットからが多いので、極端な話フランスにいても仕事はできなくはないですが、いくら何でも無茶です。
来年以降、毎年海外旅行に行ってもいいのですが、今後は場所を選び3~4泊でもいいかもしれません。
フライト
マントンの大聖堂
ニース コートダジュール空港は成田からの直行便がありません。
いろいろインターネットで見ると、ニースに朝到着したり、あるいはニースを夕方に出発できるのはトルコ航空しかありませんでした。
トルコは地政学的に不安定なのでやはり少し躊躇しましたが、実際はまったく心配はありませんでした。
ただしトランジットは待ち時間がながく、空港にいないといけないので不便ですね・・・。
例えば今回であればパリのシャルルドゴール空港に直行便で行き、TGVでニースに行くほうがいいかと思いました。
お金
モナコの旧市街。迷路のよう。
全然使っていません。
航空チケットが往復で15万円程度でホテルは現地で探して一泊8000円~14000円くらいでした。
モナコは一番安くても100ユーロを超えますので仕方ありませんが、選ばなければフランスはホテルが安いので6000円~7000円くらいで見つかります。
今回もヴィルフランシュとニースで宿泊したのはたぶん一番安いだろうというホテルでした。
しかし設備もよく、スタッフさんも大変にフレンドリーです。なんか得した気分。
なんとなくいいホテルはファサードを見るとセンスの良さとかで分かりますね。
あとはスタッフさんの対応とかで判断すればほぼ間違いありません。
食事に関してはレストランやビストロでも食事しましたが、タイミングが合わないときは総菜を買ってホテルで食べても十分においしくて満足です。
こういう旅をうらやましいと思うか、ケチな旅をしているなあと思うかは人それぞれかと思います。
僕としては無手勝流ではありますが自由な時間を満喫して本当に贅沢な旅行でした。
ただ、「よし、僕も気のまま旅行をしてみよう」もしあなたがこう思ってもいったん思いとどまってください。
こういう旅は言葉が話せないとできないものです。
やや意地悪に聞こえてしまうかもしれませんが、観光用語だけでも自在に話そうと思うとその10倍は知識や経験が必要です。
また、ある程度の旅の経験がないとトラブルになる可能性もあります。
そのうえで、やはり気の向くままの旅をしようという場合、万全の準備をして、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
きっと素晴らしい出会いが待っていると思います。
考えたこと
ヴィルフランシュのレストラン
27歳でフランスから帰国していろいろありましたが、自分なりに精いっぱい走りきれたと思い返しました。
今の立場は27歳の時には想像もつきませんでした。
というか当時は行政書士という言葉すら知らなかったのです。
起伏のある人生でしたが、その中にあって大事な局面は踏み外さずに来ることができたと思います。
人間関係に関しても、表現は生々しいですが切ったり切られたりすることがあって、今は本当に会いたい人としか会っていません。
簡単なことのように思えるかもしれませんが、こうするまでに相当の努力が必要なのです。
思い返せばこれでよかったと思いますし、このスタンスは今後も続けたいと思います。
ニース駅
僕が会いたい人は、価値基準を自分の中に持てている人と、自己検証ができている人です。
この二つを貫くことは難しいですが、僕自身にもそうあるべきと言い聞かせています。
カンヌのレストラン
あと、本当に恥ずかしいのですが、前回フランスにいたときから30代前半は視野が狭く、勢いはありましたがいまよりももっと極端な性格でした。
考え方にしても一方的で、優しさに欠けていたような気がします。
例えばなにか争いごとがあった場合、正しいほうと間違っているほうの二つがあると思っていたのです。
今は正しいとか間違っているとかの理論はそもそもがピンボケしていると考えています。
当たり前ですが双方とも本人なりの正論で争っているだけなので、正論VS正論なのです。
反論もあるかもしれませんが、今の地政学リスクに関しても日本は日本目線の正論で良い悪いを論じがちです。
しかし、相手国は相手国目線の正論で理論展開しているだけなのです。
この考えは、物事の見方や人間関係をとらえるときに大きく役立っています。
今考えると僕の未熟さや極端な性格のためにいやな思いをした人もいたかもしれません。
本当に申し訳なかったと思います。
次回の旅行
シャガール美術館。僕には豚に真珠。
行政書士の生活サイクルもある程度つかめてきましたので、一年に一度くらいはこういう旅行もいいかもと思っています。
ただしもちろんですが仕事を頑張らないといけませんし、頑張りもしないでご褒美(旅行)ばかりもらおうとも思っていません。
僕はワーカホリックなので休むことには罪悪感を感じてしまうほうです。
しかし最近はライフワークバランスを見直さないといけないと考えていましたので、これがいいきっかけかもしれません。
夕方のフライトでイスタンブール空港→成田です。まだこれから長い!
帰国したら翌日から出勤です。
今年も頑張ります!