六本木西公園は、六本木の交差点から歩いて3分ほどのところにあって、六本木ヒルズからもすぐなので散歩やデートにお勧めです。
もともとは門構えのしっかりした重厚なつくりの公園だったのですが、2016年にリニューアルしてより開放的なつくりになりました。
今までのつくりは風情はあったのですが大変に古く、閉鎖的でそのぶん怖さがあったのですが、それをだれでも使いやすくできるようにしたのだと思います。
六本木交差点から行くとまず目につくのは道路側の変わった形のオブジェ。なにを意図しているのかはわかりませんが、カラフルで目立ちやすいです。
公園は運動に使える広めの平らなエリアと奥側に鉄棒とかのぼり台とかのキッズ向けの設備があります。
ここはまだリニューアルして間もなく、あまりしられていない様子で昼間でもキッズが遊んでいるシーンにはなかなか出会いません。
ぎゃくに檜町公園はキッズだらけなのですが、確かに比べてしまうと檜町公園の方が手が込んでいてそちらに流れてしまうかもしれません。
夜はデートでもいいですし、大学生とかのダンスサークルがたまに練習しています。
この日はおそらく付近の飲食店で働いている外国人の男性がうなだれて長い時間下向いていました。
僕も海外生活をしていたときに、居場所がなくて公園で一人ぼーっとしていることが多かった気がします。なんだか他人事ではない気がしてしまいました。
付近には小さくて雰囲気のあるフレンチレストランやローストチキンのお店があります。公園のとなりにあって、環境もよく、景色もいいのでお勧めです。
猫が戻ってきた
六本木西公園は古くからあったので野良猫が3~4匹居ついていて、衛生的にもあまりよくなかった気がします。
おそらく工事中は追い払われていたのだと思いますが、そのうちの一匹は目の下に黒い線があってリニューアル前からいます。
のら猫は見た目の通りぶさいくで、そのぶさいくさがかわいく感じてしまい、公園のリニューアル前によく飲食店の残り物をあげに来ていました(そのころは近くで飲食店を経営していました)。
冬だったと思います。すっかりなついたと思って思い入れができ始めたころ、僕はいつものようにエサをもってのら猫に会いに行きました。
すると毛皮を着た金持ちそうなおばあさんが先にいて、いかにも高級そうなペディグリーチャムみたいな缶詰めをのら猫にあげていたのです。、
のら猫は今まで見たことがないような喜びようでおばあさんとじゃれあっていました。