生きる

富岡駅|福島原発の限界駅(3年目)

毎年夏のこの時期にお決まりになりましたが、ことしも福島原発の直近の駅「限界駅」を訪問しました。

1回目は3年前、竜田駅が偶然にも村おこしの夏祭りを開催するときでした。

2回目は2年前、ほとんど変化はなかったのですが、少しずつ復興の影が見えてきたころでした。

去年はわけがあっていけませんでしたので、今回が3回目です。

限界駅が富岡駅まで伸びましたので、竜田駅はスルーして富岡へ・・・。

 

ごめんよ竜田駅・・・。

 

でも竜田駅は通り過ぎるときに眺めてみたのですが、まだ復興は全然先。

今回いきました富岡駅は、電車で福島第二原発を通り過ぎるのですが、そのときに若干緊張したのを覚えています。

なんと距離にしてわずか4キロしか離れていません。

実際に遠目で確認できるところまで近づいてきました。

 

富岡駅

竜田駅よりもさらにひどい現状

駅を降りると↑のようになっていて、竜田はまだ街の面影があったのですが富岡は完全に壊滅状態でした。

毎年お盆の時期を選んでいくのは、この辺りの工事現場はほとんどが公共工事で、そのためお盆を狙っていくと工事は行われていないのです。

そのため本来は行っちゃいけないようなところにも行き放題で、今回も結構な無茶をしました。

 
続きを読む

ワインブックス開業のご案内

4月に設立した会社の業務がやっと開始できるようになりました。

業務内容はワインのECサイト(通販サイト)で、名前は社名のままで”ワインブックス”といいます(以下単にワインブックスということにします)。

 

2年くらい前からこつこつ続けた「ワインの教科書」というサイトのPVが10万程度になりましたので、これが一つのきっかけとなりました。

ワイン業界に一度背を向けた身ですので、いろいろ考えて開業しようかどうかを悩んだこともありました。

やらないほうがよかったと後悔するかもしれませんが、ここは理屈じゃなく、ファイティングポーズを再度とったということです。

 

サイト作成は得意中の得意で、ワインブックスも自分で作りましたが、ECサイトはお客様の個人情報も扱うので、これまでのメディアサイトとはわけが違います。

そのため部分的にエンジニアさんの力も借りて、システムやセキュリティは万全になっています。

また、新しい試みとしてAIを導入してユーザービリティの向上を図っています。これも僕が育成しました。

AIに関しては画面からだれでも気軽に質問ができるようにしてあります。

 

ワインブックスはこちら→

 
続きを読む

株式会社ワインブックス設立のご案内

4月2日に新しく株式会社を設立しましたのでお知らせします。

まだ事業が始められないので(許可申請中のため)、現段階では予定のことが多いのですが、事業開始ができましたらまたご報告します。

事業目的はワインのECサイトの運営で、おそらく7月の開業になると思います。

 

ワイン業界への復帰は、じつに12年ぶりになります。

打ち合わせとかで新しい生産者やキーワードが出てもまったくわからず、完全に浦島太郎状態です。

わかっているふりをするのが苦手なので、「〇〇ってなんですか?」と聞くと、結構簡単なことらしく、苦笑されることが結構あります。

 

 

 

いろいろご心配をおかけしますが、ゆるい感じでやっていきますので、できれば温かく見守ってくだされば幸いです。

 

登記場所は行政書士前場亮事務所の同じビルで、534が行政書士前場亮事務所、536が新会社です。

 

株式会社ワインブックス

登記しちゃった

新しい会社の名前は、「株式会社ワインブックス」といいます。先日登記しちゃいました。

株主は100%僕で、役員も僕一人なので完全な個人会社です。

個人会社とはいっても内向きな事業を展開しようとか節税目的のペーパー会社とかということではなく、それなりに準備をして思いを込めています。
続きを読む

45歳振り返り!

DSC_0092 (1)

7月11日で45歳になりました。

今日は少し時間があったので、パヴィヨンブランドシャトーマルゴーの2005年を飲んでいます。

(たまに聞かれますが、一番好きなワインは白で、コルトンシャルルマーニュかディケムのイグレックです。)

これもなかなかいい!今がまさに飲み頃!

 

 

誕生日と言っても毎日の連続なのでたいしたことではありませんが、過去を振り返るタイミングとしてはいいかもしれません。

僕は18歳で飲食業界に飛び込み、20歳でカナダ、26歳でフランスにわたり、28歳でイタリアンレストランを開業し、30歳でソムリエコンクールで全国優勝します。

39歳で行政書士試験に合格して、今は赤坂で行政書士事務所を経営していて、今のところ満足する内容です。

自分でいうのもアレなんですが、ポイントで説明すると、うまくいきすぎで、思い返すだけで気恥ずかしくなります。

しかし、以前も紹介しましたが30歳からの5年間はどん底を這いつくばるような毎日でした。

 

で、35歳からの10年間で、何とか人に紹介できるような感じになりました。それが45歳の誕生日です。

 

誕生日なんで、すこし回想したいと思います。お付き合いください。

 

45歳の回想

どんぞこの数年間

30歳でソムリエコンクールで優勝したのですが、その前年の大会や別の大会で2位を2回連続で受賞しました。

「2位なんてすばらしいじゃないか」

と思われるかもしれませんが、2位というのは厳しく言えば”1位以外のそのほか大勢のひと”なので決してうれしくありません。

 

何が言いたいかというと、なんとしても優勝したかったのです。

「20日断食したら優勝させてあげる」

と言われたら本気で断食しそうなくらいに優勝が輝いて見えていました。

 

 

そうやってつかんだ優勝だったので舞い上がりましたし、調子こいてしまいました。

 

いやー。調子こいてたなー。
続きを読む

保身の話

そろそろ45歳になるのですが、最近、保身というキーワードを考えることが多くなりました。

保身は、要するに自己防衛ですが、自分の立場や財産、名誉を守るためにする行動でしょう。

通常はこれらの財産や立場、名誉は自分の実力によって形成されるのですが、そのバランスが崩れる時に人間がどう行動するかは、その人の価値観が大きく出ると思っています。

スクリーンショット (12)

僕は自分のフェイスブックで「ものを所有すること、保身、名誉が苦手と」書いています。

これは嘘ではありませんし、もちろん貫くことは難しいですが、こうありたいと思っています。

 

ずっと前から温めてきたことなのですので、ここで見直してみようと思います。
続きを読む

最近のわし

DSC_0148

年始に旅行に行ったきり、なんてことのない普通の生活を送っています。

なんというか、行政書士業務に関してもある程度やるべきことはやっていて、こだわりを持ってできているのですが、ややマンネリ気味かもしれません。

後輩が結婚したり(それも身近なところで二人も!)、古い友人から近況報告を受けたりと、周りは騒がしいのですが、肝心の自分がいたって穏やかです。

 

最近のわし

理想の生活をしているけど・・・

もともと飲食店を経営していて、飲食店経営をしているとお店につきっきりというか、自分がいないとダメな感じのお店だったのでお店と自宅の行ったり来たりの生活でした。

飲食店は2014年10月に完全に引退して、しばらくはゆっくりしようと思っていたのですが思ったよりも早く行政書士業務が軌道に乗りました。

都心部の飲食店経営者は皆さんそうだと思うのですが、当時の僕はよほどのことがない限り時間に追われるというか、好きなこと(飲食店)ができることを引き換えに人生全てをささげるような毎日でした。

そのため、

・場所が拘束される

・時間が拘束される

この二つは何としても克服させたかったのです。要するに自由ですね。

 

ところが、結構な思いで自由を欲していたのですが、それらはインターネットの活用によっていともあっさりと実現します。

弁護士とか税理士とかの士業はみんなそうだと思いますが、行政書士業務もスマホとパソコンがあれば仕事の90%はどこでもできてしまいます。

事務所には印刷と調べものと、たまに上打先生との打ち合わせで行くくらいで、ほぼカフェとかで仕事ができています。

場所もどこでもいいし、時間も比較的自由です。
続きを読む

汐入公園|桜の花見にはややおとなしめ・・・。普段使いに!

DSC_1546

厳密には北千住ネタではありませんが、自宅から歩いて15分程度でくつろげる公園ということでよくお邪魔しています。

汐入公園は都が管理する公園で、隅田川に沿ってなだらかにあるのんびりとした雰囲気です。

桜が満開の季節だったのですが、花見というにはやや桜は控えめなので、普段使いのウオーキングとかサイクリングに良いかもしれません。

都立汐入公園

川のせせらぎと高速道路

DSC_1536

北千住に引っ越しまして1年たちました。

もともとほとんど休日というものがなかったのですが、引っ越ししてから最低週に1日は休もうと決めまして、そうなると休みのルーチンが必要になります。

DSC_1545

普通の40代であれば趣味であったりデートや家族サービスなどのことで休日を過ごすのかもしれません。

しかしここのところ一切それらと無縁でしたので無理やりでもいいのでルーチンが必要だったのです。
続きを読む

”勝負”と”試合”のちがい

DSC_1525

 

なぜか高校の時の先生の「試合で負けても勝負で負けるな」と言われた言葉をよく思い出します。

”試合”とか”勝負”とかは、具体的なスポーツとか試験のこととかではなくて、もっと抽象的な生活や人生での局面のことです。

 

試合→具体的な試験とかの結果が白黒するもの

勝負→物事に対する取り組み方やその内容

 

高校時代、僕は勉強ダメ、生活態度ダメ、つるんでいる仲間はみんなアウトローと、いいところがありませんでした。

「お前は試合では勝てないから、せめて自分との勝負には負けるな」と言いたかったのかもしれません。

それくらいダメダメだったのです。

そんな僕でも見捨てずにこのような言葉をかけてくれた先生がいたことは思い返すと財産と言えるかもしれません。

 

”勝負”と”試合”

なぜこのような言葉をかけられていたのかというと、自分の家庭環境や生い立ちが決して褒められるものではなく、それに絶望していることを見透かしている先生がいたのです。

残酷ですがこれらの基礎的環境は学力とかに与える影響は大きく、それにどっぷりつかっている青春でした。

その先生が僕の家庭環境までを見抜いているとは思えませんが、なんとなく感じるものがあったのかもしれません。

高校時代から感受性は豊かだねと言われることが多かったので、きっと理解できるだろうと投げかけてくれたのでしょう。

 

試合では、例えば10点先取のスポーツがあれば機械的に10点を取ったほうが勝ちです。

しかし、では1点1点でどのように取り組むか、どのように対峙するかで”勝負”は決します。

今考えると、逆に残酷な言い回しかもしれませんが、僕には金言でした。

それを説いたその先生は、とても人間としてできていたと今では思います。

 

競争は否定しない

やや矛盾しますが、現実社会では結果が全てです。

そのため同じルールであれば勝ったほうが負けたほうよりもメリットを多く受けられるべきというのはその通りだと思います。

試験に合格すればその後の可能性が広がる、いい会社に受かれば安定した生活の可能性が高まる、これらは日本人であれば受け入れなければやっていけないルールでしょう。

 

このルールは、人間関係ではさらに残酷です。

一番わかりやすいのが男女でしょう。

あなたの中で一番の異性がいたとします。

その異性のなかの一番があなたではないこともあるかもしれません。

他の人を蹴散らしてでもその異性にとっての一番にならないといけないのです。
続きを読む

南フランス旅行ふり返り|あしたから頑張ります!

6泊8日の旅行でしたが、本当に最高でした!

今はニースのカフェでこの記事を書いていますが、特に不便も感じませんし、危ない目にも会いませんでした。

 

一日目 モナコ泊 モナコ

二日目 モナコ泊 マントン

三日目 モナコ泊 エズ

四日目 ヴィルフランシュ泊 ヴィルフランシュ

五日目 ニース泊 カンヌ

六日目 ニース泊 ニース

でした。

 

 

2018南フランス旅行

何故南フランスにしたのか?

DSC_0772_2

モナコの夕暮れ

南フランスとモナコは27歳の時に来て以来二回目です。

フランスでの生活を終えて日本に帰るときに、すでにレストランを開業する話が決まっていたので、その締めくくりにマルセイユからモナコまでを2か月くらいかけて旅行をしたのです。

 

 

そのときは、とにかくどうやってそのレストランを盛り上げようか、どうすれば成功するかの具体論を毎日練っていました。

それからもちろん、今後の人生をどう生きようか、どういう大人になりたいかもずっと考えました。

その思い出の検証も南フランスにした大きな理由ですね。

 

6泊は長かった!

DSC_0952

エズ村の城塞

今回は1月2日に出発して10日の夜に帰国するので6泊でした。

行政書士は、特に僕の業務の場合、1月上旬は閑散期であることが分かったことと、後輩がしっかりしてくれていますので安心して旅立つことができます。

 

ただし僕にとっては6泊はとても長く、後半は完全にホームシックで日本食や仕事が恋しくて一日がとても長く感じられました。

現在の集客はインターネットからが多いので、極端な話フランスにいても仕事はできなくはないですが、いくら何でも無茶です。

 

来年以降、毎年海外旅行に行ってもいいのですが、今後は場所を選び3~4泊でもいいかもしれません。

 

フライト

DSC_0980

マントンの大聖堂

ニース コートダジュール空港は成田からの直行便がありません。

いろいろインターネットで見ると、ニースに朝到着したり、あるいはニースを夕方に出発できるのはトルコ航空しかありませんでした。

トルコは地政学的に不安定なのでやはり少し躊躇しましたが、実際はまったく心配はありませんでした。

ただしトランジットは待ち時間がながく、空港にいないといけないので不便ですね・・・。

例えば今回であればパリのシャルルドゴール空港に直行便で行き、TGVでニースに行くほうがいいかと思いました。

 

 

お金

DSC_1058

モナコの旧市街。迷路のよう。

全然使っていません。

航空チケットが往復で15万円程度でホテルは現地で探して一泊8000円~14000円くらいでした。

モナコは一番安くても100ユーロを超えますので仕方ありませんが、選ばなければフランスはホテルが安いので6000円~7000円くらいで見つかります。
続きを読む