行政書士の仕事は、依頼人を事務所で応接し、アドバイスをします。実際の申請はアシスタントがやりますのでほとんど外出しない
なんてことはなく、事務所での仕事は書類作成と事務処理で、いいとこ割合的には3割でしょう。
のこりは外回りで申請は各窓口を渡り歩きますし、クライアントのところにも行くことのほうが多いです。
都庁には道路法(特殊車両通行許可)の手続きで最近よく行きます。
特殊車両通行許可とはトレーラとか大型ダンプの通行許可です。
これらの車は道路の耐久性に影響を与えやすいので許可が必要で、これが滅法面倒くさい手続きなのです。
小粋なトラック野郎がそんな面倒くさい手続きを自分でするわけがなく、そうなると行政書士の出番です。
ただし、行政書士であっても面倒くさいことには変わりありません。
そのため大きな案件が完了すると肩の荷が下りた開放感が感じられます。
都庁のオアシス とんかつ伊勢
都庁のとんかつ屋さん伊勢は窓口で難しい対応をされてうなだれたときも、許可になってほっとした時も変わらないおいしさをくれるお店としてお勧めできます。
場所は都庁の第一庁舎の向かいの建物の地下1階です。
パスポートの申請場所のはす向かいにあると思っていもらえればわかりやすいでしょう。
ここは伊勢さんだけでなく、中国料理や蕎麦屋などのリトルグルメ街で、都庁のオアシスになっています。
都庁の職員さんは公務員ですからきっちりと12時になると休みを取らなければなりません。
そのため12時10分前後は70席はあろうかと思われる店内はあっという間に満席でごった返します。
当たり前ですが1時にはきっちり仕事を再開するので食事の時間は正味30分でしょう。
これをこなすキッチンはさすがです。
店内は多国籍の店員さんがてきぱきとお客をこなしています。
「サービスランチですか?」
いきなりきた。
客に考えさせないパターンです。
9割のお客さんはサービスランチなので、初見のお客さんにもこう言っているのだと思います。
というのもサービスランチがあまりにも出来がいいのでいろいろとメニューを見てもどう考えてもサービスランチに行きつくようになっているのです。
ランチでは本日のおすすめが毎日あって、この日はヒレカツでした。
ランチとはいえしっかりとオーダーがあってから揚げますのでさくっとしたころもとひれ肉のうまみが見事。
驚くのがそのコストパフォーマンスです。
ごはんとお漬物、シジミの味噌汁がついて税込み1000円。
ひいき目かもしれませんが、1500円でもいいかと思うようなクオリティで、丁寧な仕事ぶりが味わえます。
都庁に用事がある人は、思い出した際にはぜひ味わってみてください。
ただし、12時台は職員さんのオンステージですので、ビギナーは時間をずらしたほうがよさそうです。