いや~・・・。2回目の試験で合格した原チャリ免許。試験が午前の部と午後の部の2回に分けられていて、午前の部は見事に撃沈。その後午後の部でリベンジしました。
早朝7時 武蔵小金井駅
東京都で原チャリの免許をとろうと思ったら鮫洲か府中の二つになります。住民票の住所が東京でないといけないらしいので、例えばホテル暮らしや学生さんの場合は直接訪ねたほうがよさそうですね・・・。
私が行ったのは府中運転免許試験所。始めていく人は中央線の武蔵小金井駅から行くのが一般的です。
午前の部は8時10分くらいから受付ですので7時には武蔵小金井駅にいかないと間に合いません。
南口を降りて5番のバス停に行きます。ちなみに15分程度に一本くらいしかないので私は近くのマックでフィレオフィッシュを食べました。こういう時のマックの味って思い出に残るもんですね。
5番のバス停からだと東府中駅いきでも三鷹駅行でもどちらでもいいです。10分ほどバスに乗って警視庁運転免許本部へ。
警視庁というとなんか偉そうな響きですが、各都道府県に公安委員会といって警察組織の別名なんですが、東京都だけ警視庁といいます。千葉県は千葉県警、埼玉県は埼玉県警なのに東京都は東京都警とは言いません。
試験会場内
試験会場
府中市多磨町3-1-1
042-362-3591
試験会場に行く前に受付です。
・本籍付の住民票(国籍が日本以外の人は国籍付の住民票)
・縦3cm、よこ2.4㎝に切った証明写真
・身分証明証(パスポートとか保険証、住基カードなど)
があればOKです。
試験会場内はものすごい人で、なめているとビビッてしまいます。それなりに気構えをしていきましょう。
筆記用具は用意されてあるものを使う
当日、私はボールペンしかもっていかなくて「試験はシャーペンとかじゃなくちゃいけないんじゃないか・・・」と不安に思っていましたが、試験会場につくと入り口にこのように鉛筆と消しゴムが用意されてあって、これ以外は使っちゃいけない、ってことになっています。
試験場はこのような感じで、100人は入ります。
原チャリの試験を受ける人はほとんどが10代の学生かフリーターか何もしていない人かだと思います。当日もほとんどが10代の学生でした。
ひとり中国人の50代の男性がいて、ほぼ日本語はダメ。私の事を中国人だと思ったのか、中国語で話しかけてきたひとがいました。
それ以外は、コンビニでゥ○コ座りしてそうな暴走族一直線みたいな人とか、いつ窓ガラス割ってもおかしくないような風貌の人が半数。残りは朴訥の高校生様です。
試験開始
試験は午前の部は10:00ころに説明が始まって、10:30に開始です。
少し不安になったのが、試験会場には普通免許とか中型の免許の人と一緒に受けるので自分がここにいていいのかと思いました。
試験は50問で45問以上で合格ですが、これがなかなか厳しいもので、薄っぺらいものでもいいので教本を1冊丸ごと覚えるくらいでないと合格しません。
私も午前の部は落ちました。
びっくりしたのが「お前、絶対準備してこなかっただろ」的な女子高生が二人いて、二人とも見事合格!しかもほぼ満点って感じが伝わってきて、その会話の内容は久しぶりに劣等感を味わうには十分な内容でした。
不合格者は合格者の前で即退場させられます。
物凄い屈辱です。
地下の食堂で昼食
原チャリの試験は午前と午後の2回あって、午前の部での不合格者は午後にもうけられるようになっています。これはありがたい。
そんなんで地下の食堂で腹ごしらえ。ミニカレーとミソラーメン。ボリュームたっぷりで眠くなってしまった。
午後の試験
午後の試験は1:00から説明が始まり、1:30からスタート。無事に合格。
いいわけですが、初めて受ける人は午前の部で受けたほうがいいかもしれません。独特の出題のクセがあって、面食らう人はいると思います。
薄っぺらくてもいいので教科書みたいなものを一冊しっかりやれば大丈夫です。
合格者は実地研修へ
合格者は、その後に実地研修になります。その前に免許証用の写真撮影があります。
実地研修は、体育会系のノリの結構歯ごたえのあるもの。おろおろしていると激がとびますので注意してください。
ただ、私は警察官のことをよく知っているので、彼らは根は本当にいい人だし、熱心なので口は悪い人が多いのですが情熱家だし、きちんと質問すればきちんと教えてくれます。わからないことは挙手して質問しましょう。
最初は発信と停止の実地、そのあとに仮想道路に出て実際に運転します。これが実に気持ちいい。
免許証の交付
2時間程度の講習を受けたら免許証の交付です。
わたしは現在41歳ですが、新しいことに取り組むのは悪くないと思います。原チャリは都市生活では重宝するものだし、しっかり予防すれば事故も防げます。
私はいままで働きづめで、免許をとる時間がありませんでした。だから自分の足で歩くか誰かに運転してもらうしか方法がなかったのですが、これで飛躍的に行動範囲が広がるかもしれません。
ひごろ社会を窮屈に過ごしている東京在住の皆様、原チャリ免許はいかがですか?