その日僕はどうしてもちゃんぽんが食べたくて仕方がありませんでした。
キャベツやもやしなどのしゃきっとした 野菜と豚肉、練り物、海産物を強火でいため、豚骨スープでまとめて太めの麺と合わせる・・・
朝が早かったので昼過ぎには結構な空腹でした。しかし前日に脂っぽいものをいただいたので今日はさっぱりとしていながらもお腹にたまるものがいい。
そうなるといよいよちゃんぽんが食べたくなったのです。
六本木には「ちゃんぽん富士」というちゃんぽん専門店があったのですが、残念ながら閉店してしまったので事務所近くでうまそうな店はないかと物色して見つけていた店があったのです。
赤坂見附駅からほど近くの金葉亭。中華料理のお店の看板なのですが、ネットとかで検索するとちゃんぽんが評判なので行ってきました。
↑の画像の上の部分の看板には中華料理と書いてあって、入り口ドアにはちゃんぽんのポスターを書いてあって、いい具合にダメな雰囲気が出ています。まあおいしければいいので気にはなりません。
おそらく最初は中華一本でやっていたのかもしれませんがランチは周囲に中華屋さんはたくさんあるし、それだったらと途中からちゃんぽんを出し始めたのかもしれません。結果的にそれがウケたのですから成功でしょう。
店内はカウンター5席とテーブル席が6卓ほどのこじんまりした席数。男性の料理人は2人で女性の接客係がてきぱきとお客をさばきます。テーブルに着くかつかないかのタイミングでした。
「ちゃんぽんか皿うどん、どちらにしますか?」
いきなりきた。
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