グルメ

麻布十番 フレンチ レストランパナメ|グランメゾン出身のシェフの店

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麻布十番にある小さなフレンチレストラン パナメは麻布十番の商店街から少し入ったビルの2階にあります。

麻布十番はご存知の通りクオリティの高いお店がたくさんあり、そのため飲食業界の人からすると、麻布十番は(開業するのは)あこがれの街と言えます。

そういう立地ですので(目立たなければ長続きできませんので仕方ありませんが)六本木や西麻布まではいきませんが今風ではありますが内容と料金が見合っていないお店にあたることも多いのが多くの人の意見かもしれません。

その中にあってこちらはしっかりとした技術のフレンチを手ごろな値段で楽しめて、温かみのある接客を受けられるお店として自信を持ってお勧めできるお店です。

 

お店は20席ほどのこじんまりとした規模で、かわいらしく清潔感があります。・・・が、雑居ビルの2階にあって、一階のアプローチは不安になるくらい貧相です。

これをデメリットととらえるかどうかは人それぞれですが、後述しますが内容は抜群なので逆に信頼できるというか、安心感があります。

 

 

オレンジを基調としているのですが、南フランスを意識しているとかそういうものではなくて単純にオーナーシェフの趣味らしいです。

 

今回いただいたのは2800円のランチセット。前菜とスープ、メインディッシュとデザート、コーヒーのラインナップです。

いわゆるプリフィクスで前菜とメインディッシュはそれぞれ5品ほどから選べるようになっています。

 

前菜は魚介類のサラダ。

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小エビとホタテ、タコが根野菜のマリネとたっぷりのサラダ菜に合わさっています。

ドレッシングがおそらくコリアンダー風味になっていて、新鮮なサラダを口にすると後からスパイスの香りがほんのり感じられます。

見た目もかわいらしくセンスを感じますが、魚介類はすべてジャストな火の通りで塩加減もちょうどよく、技術の確かさを感じます。

また、スパイスの香りも強すぎずちょうど素材の良さを引き立てるくらいに調節されています。

 

本日のスープは桃の冷製スープ。これが絶品!

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桃の風味が十分に感じられながらも甘すぎず、なめらかできめ細かく、うっとりする口当たりでした。
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西麻布バー テーゼ|最強のおしゃれ空間をあなたに!


西麻布にはいろいろなバーがありますが、もしあなたが西麻布でとっておきのバーを教えてほしいと思っているのであれば、ぜひ西麻布テーゼをお勧めしたいです。

バーに求めるものとはなんでしょうか?

デートで使える(口説ける)

おいしいお酒が飲める

雰囲気がいい

バーマンが気が利いていて魅力的

ロケーションがいい

だいたいこんなところだと思います。

しかし、それに加えて西麻布ということであればそのハードルは一層上がります。

西麻布は大人の街ですから子供っぽいチャラさが少しでもあれば見抜かれてしまいますし、かといってまじめすぎても柔軟さに欠けるともいえます。

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それらの魅力を十分におさえ、かつ余りあるアドバンテージを持つのが西麻布のテーゼです。

テーゼはもともと現在の位置よりもすこし大通りよりのビルの2階にあって、外から見えやすい場所にありました。

もう10年以上前のことです。西麻布に引っ越ししたばかりで全く知識がなかったのですが、それでもずば抜けたセンスがあるお店でしたのですぐにファンになり、今の場所に移転したあとも相当通ったと思います。

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店内はこれでもかと言わん明かりの薄暗さですが、ひとつひとつのオブジェがセンス良く、かつ西麻布にありがちな「金をかければいいデザインができるだろう」というバブル主義を感じさせない内装です。
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六本木 中国料理 尖沙咀(チムサ―チョイ)

 

尖沙咀(チムサ―チョイ)さんはもともと経営していた飲食店は西麻布1丁目にあり、その時は時間ができるとよく通っていた中国料理店です(尖沙咀は香港にある商業都市の名前。)。

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飲食店をやめたあと、しばらくは西麻布の自宅で行政書士事務所を運営していましたが、事務所を赤坂に移転したのでめっきり足が遠のいていました。

 

よくうかがっていたのはランチタイムでした。↓の写真は本日の焼きそばの牛肉薄切り焼きそば。

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全体的に薄味ですがしっかりとだしの味がするあんがとても上品に感じます。野菜も肉も絶妙な火の通りです。

やきそばのあんは、ランチタイムだととくに大量に作り置きするのが多いのですが、こちらはしっかりとオーダーが入ってから作るところにこだわりを感じます。

 

↓はスターターのコーンとカボチャのスープ

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とても腕のいい料理人がいるのでおいしくてリーズナブルに本格的な中国料理が楽しめるとあって12時には満席になる人気店です。

さらに夜はランチと違い、料理人の個性が光る一品料理があり、とても品質が高いです。

 

 

店主は韓国出身で、日本にはすでに25年以上住んでいるそうです。

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六本木ヒルズのスターバックスの込み具合とウェストウオーク店

スターバックスウェストウオークラウンジ店

六本木ヒルズの界隈はスターバックスをはじめカフェが密集していますが、ピーク時はどこも満席です。

この界隈の飲食店はふるくからフラッグシップというか、常に時代を代表する注目度がありますのでどこの企業も全力で出店をします。

もちろんどこの場所にも出店するときは全力を出すとは思いますが、少し気を抜くと時代遅れの飲食店を作ってしまいかねず、そうなることのないように相当な労力を使って出店するものです。

しかしスターバックスは都市とエコをうまく融合させたビジネスモデルがうまく六本木界隈の街並みと融合され、どこもおしゃれで都会的な洗練さを感じます。

 

六本木界隈のスターバックスの込み具合は基本的に以下の通りです。まずは平日から

7時から10時までは忙しくても半分程度

10時から11時半までは7割程度の込み具合

11時半から1時まではビジネス客で満席

1時から3時までは8割程度

3時から7時までは満席

7時以降は半分程度

と考えていいでしょう。休日は

7時から1時までは7割程度

1時から3時に徐々に満席になり

3時から7時まではチョー満席

7時以降は徐々に空いていく

という具合です。

 

六本木ヒルズのお勧め!ウェストウオーク店

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そのなかにあってぼくのお勧めがウェストウオーク店です。

六本木駅からいくと正面玄関から入って一つ下の階にあります。エントランスからエスカレーターで一回下に降りると↓のような景色が広がります。

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空腹時にお勧め!渋谷宮益坂”うどん澤乃井”

行政書士の仕事は、昼間は行政庁や依頼人のところをまわり、それが終わってから夜にかけて書類作成をする、というパターンが多いのではないでしょうか?結構な重労働で、その日もそうとう歩き回った日でした。

付け加えてご飯を食べる時間がとれなくて朝6時に起きて夜の7時まで何も食べられなかったので渋谷宮益坂を歩いているときに本気でこりゃいかんと考えてしまいました。

僕はものすごいドエムなのでこういう状況になるとどこまで空腹を我慢できるかとなってしまい、このまま2時間くらい我慢して自宅でどんぶり飯でも食べようと思っていたのですが、さすがに空腹に勝てずにふらっと入ったのがこちらのうどん店でした。

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フラッとはいったので前情報はなし。お店の名前は知らないし、実はチェーン店だと思って入ったのです。

それだけ入り口の造りはキャッチ―で、観光地にある有名店みたいな作りです。大衆ウケを感じる入り口なので、おなかがいっぱいになればいいや程度にしか考えませんでした。釜あげも手づくりも誇大広告だろうとおもってはいりました。

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これぞビストロの王道!阿佐ヶ谷テロワール

阿佐ヶ谷でクライアントワークがあり、その次のアポイントまでに時間があったので近くでうまいものを食べようと思って入ったお店がこちら。

 

これは個人的な意見なのですが店名でテロワールという名前を付けるお店にまずい店はないと思っています。

テロワールとは「土地に根差した」というフランス語なのですが、これはまじめな店主でないとつけられないネーミングだと思いますし、しかもそれなりに気合が入っていないとつけられない名前でしょう。

 

22歳のころに吉祥寺に同名のワインビストロがあってよく通いましたが、そのお店とは関係がないようです。

 

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ファサードがシンプルこの上ない作りですし、表通りに面していない立地も「うまいものを食べられるオーラ」を感じます。東京都のビストロとしてはベストな立地と言えますね。

 

六本木や西麻布のように客も店側も物欲と名誉欲と権力と性欲が混沌とした権化のような店ではなくて,飾りっ気も何もありません。そこも新鮮でうれしかったです。
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六本木ヒルズのマクドナルドは噂通り超絶ヒマだった。

いつも同じことを言っているようですが、最近めちゃめちゃ忙しくてご飯を食べる時間がまともに取れていません。

いけないとわかっているのですが仕事を目いっぱい入れてしまう自分のセルフコントロールの甘さの責任です。

道路法が忙しく、また面白いので本当にはまってしまいました。大型案件が半分ほど片付きましたのでその経験はまたこちらで紹介しますね。

 

夜のロクヒルのマクドナルド

今日は夜にきゅうにハンバーガーが食べたくなり、仕事の帰りに六本木ヒルズのマクドナルドに寄りました。少し前に食品問題でバッシングを受けて売り上げがかなり落ち込んだというニュースを聞いていたので興味もあったのです。

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鶴見駅でおいしいクロワッサンに出会う

 

 

 

いままであまりいってきませんでしたが、実は無類のクロワッサン好きでして、普段はビールが好きと言っていますが夜のことで、昼間はクロワッサンだけで十分です。

 

もっと言ってしまえばクロワッサンとカフェオレが最高です。べつに産地とかブランドとかそういうのはどうでもいいのですが、とにかく質が大事ですね。

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バー ボストーク|西麻布通って言いたい人はここを行っとけ

 

このグループは西麻布の文化の一翼を担ってきたといっても過言ではありません。

so-bar、テーゼ、リエゾン(現在は閉店)、よしの、と隠れ家バーを展開し、その極め付けがこのバーと考えてください。このグループさえ知っていれば西麻布通になれます。

バー ボストーク 基本情報

 

ボクトック東京都港区西麻布 2-13-15 オオヤマビルB1F
TEL&FAX 03-6427-2286
無休 21:00 ~ 5:00 日祝 19:00 ~ 26:00


西麻布交差点から歩いて1分。ですが西麻布になれていない人はまず行きつけないので、デートなどで利用する場合はかならず事前の確認をしたほうがいいです。

 

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西麻布の交差点から渋谷方面に行き、一つ目を右折。しばらくすると右手の奥に↑のような看板が出ています。

 

看板といえばいいかもしれませんが、少し目が悪いと”なんか光っているな”程度にしか思わないでしょう。それくらい奥まったところの一つの光です。

 

ボストークはロシア語で東を意味するのですが、1960年代前半に打ち上げられたロシアの宇宙飛行船の名前でもあります。正直、このグループは感性の部分が強いのであまり店名の意味は気にしなくてもいいと思います。

 

ボストーク

 

このグループの特徴は、とにかく店内が暗いということにつきます。ボストークも例外ではありません。

 

店内は40坪前後でしょうか?薄暗い中にテーブル席があり、その奥には個室があります。

ボストーク

料金は、カウンターはチャージがかかりませんが、テーブル席やソファーシートは500円のチャージがかかります。

ビールは1杯850円、カクテルは1000円前後、ウイスキーは1000円~でしょうか。

 

ボストーク カウンター

 

カウンターで一人で飲んでもいいです。カクテルは高品質ですし、ウイスキーも充実しています。

 

接客は、もちろん使う客側にもよると思いますが、一度行けばたいてい覚えてくれますし、きちんと話しかけてくれます。会話もきちんと歯車を合わせてくれます。

とはいえ、しっかりしていますがカジュアルさもあり、敷居を低くしようという姿勢がうかがえます。

感心するのが、雰囲気がかっこいいお店だと、店員さんが気取っている(スノッブに映る)場合があってがっかりすることも多いのですが、ここに関してはそれはないです。

 

正直な話、バーに求めるものとは、その雰囲気と接客が80%以上をしめるのではないでしょうか?どれだけ商品内容が良くても雰囲気と接客が良くなくてはバーとしての魅力は低くなります。

 

とはいえ、商品力が全くなくてもいいかというとそうではありません。雰囲気だけよくて商品力が伴わないと客単価が低くなってしまい、その結果客層が悪くなり、お店全体の雰囲気も下がります。

ボストーク

このグループのすごいところは決して若い層にこびないというか、お酒の味もわからないで騒ぎたいだけの層には近寄れない雰囲気がすでにあって、とはいえ高飛車な雰囲気があるわけでもない、その絶妙なバランスです。

 

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