尖沙咀(チムサ―チョイ)さんはもともと経営していた飲食店は西麻布1丁目にあり、その時は時間ができるとよく通っていた中国料理店です(尖沙咀は香港にある商業都市の名前。)。
飲食店をやめたあと、しばらくは西麻布の自宅で行政書士事務所を運営していましたが、事務所を赤坂に移転したのでめっきり足が遠のいていました。
よくうかがっていたのはランチタイムでした。↓の写真は本日の焼きそばの牛肉薄切り焼きそば。
全体的に薄味ですがしっかりとだしの味がするあんがとても上品に感じます。野菜も肉も絶妙な火の通りです。
やきそばのあんは、ランチタイムだととくに大量に作り置きするのが多いのですが、こちらはしっかりとオーダーが入ってから作るところにこだわりを感じます。
↓はスターターのコーンとカボチャのスープ
とても腕のいい料理人がいるのでおいしくてリーズナブルに本格的な中国料理が楽しめるとあって12時には満席になる人気店です。
さらに夜はランチと違い、料理人の個性が光る一品料理があり、とても品質が高いです。
店主は韓国出身で、日本にはすでに25年以上住んでいるそうです。
もともとホテルマンを目指しての日本の専門学校に通っていたそうです。「そのまま居ついちゃったよ」と笑顔を見せます。
接客のプロなので、礼儀正しく料理の知識や経験も深く、なによりも客の好みを覚えてくれますので常連になる価値があります。
前述したとおりランチタイムは大変な人気で11:30オープンですが12時にはすでに満席になることが多く、12時以降は13:30以降でないと待つことになります。
六本木ヒルズなどのビジネスマンがおいしい中国料理をもとめて一気にあつまる、という感じです。
↓はデザートのマンゴープリン
夜は落ち着いた雰囲気の中で一品料理を楽しめます。内装もきれいで席もゆったりし、かつ接客も完璧ですのでデートにもおすすめです。
六本木というと流行を先取りした内装や料理のお店が多い中、なじみの寿司屋に行くような気分で使うと六本木をよく知っていると逆に感心されるお店でしょう。