僕は料理がすきで、週末は足立市場とか近所のスーパーで買い物をして酒のつまみになるようなちょっと凝った料理とかを作ります。
ですが基本は一人暮らしですし、仕事人間なので時間がない時はワーッとかけこんで食べられるようなものですますことも多いです。
美味しくて、時間をかけずに、ボリュームがあるものをたべたい。そんな時に利用させてもらっているのがこちらのかざまさんです。
北千住 総菜かざま
一人暮らしにも優しい総菜屋さん
かざまさんは北千住駅西口を降りて自宅に帰る商店街のど真ん中にあって、一度通るとものすごい人気なので必ず目に留まると思います。
テレビとかにも何度か取り上げられたようですが、お店の人たちはいたって普通というか、じゃんじゃん押し寄せるお客をさばくのに必死という雰囲気が伝わってきます。
北千住西口には何個か商店街があるのですが、ほんちょう商店街はその中にあって流行っている飲食店が集中しているので北千住のメッカといえます。
本当に恥ずかしいのですが、ずっと住宅街に住んでいなかったので北千住はもっと経済的に冷え込んでいるのかと思っていました。
ところが週末はどこもこんでいて、平日でも大変に振るわっているお店も多数ありますが、そのなかにあってかざまさんはとびぬけて流行っていてものすごい集客力です。
特に目新しいことや変わったことをやっているわけではありません。地に足の着いた商売をされていて、それがなじんでいる様子がうかがえます。
お店のファサードはご覧のようにこれでもかといわっばかりの揚げ物とか焼き鳥とかが並んでいます。
調理場は奥にあって、従業員さんは絶えず何かしら調理しているのですが、作ったさきからものすごい勢いで売れていきます。
ベルトコンベアーのように作った先からじゃんじゃん売れていく様子は見ていて圧巻です。
揚げ物とか焼き鳥以外もサラダとかもやしのナムルとかも扱っています。これがまたうまい。
少量でも買えますので一人暮らしにもいいですし、家族連れにも好評のようです。
ただしこんでいるときはあまりの人気ぶりにお店の人もお客さんも目が血走っているというか、カウンターの前に来たら即断即決しないといけないような雰囲気すらあります。
もちろんおいしいですし、種類も豊富なので見ていて楽しいのですが、価格が信じられないほど安く、商売が不安になるほどの値付けなのです。
例えばコロッケだと一個30円です。サラダとかミートボールを買っても一人暮らしの人ですと300円あれば十分な量の夕飯になります。
写真手前の鶏の照り焼きですが、僕が並んでいるときにはさらにいっぱい並んでいたのですが、あっという間に半分売り切れていました。
たれと塩があって、僕のおすすめは塩ですね。
すごいなあと感心するのが、あれだけあった総菜が閉店時間にはきれいに売り切っていて、無駄を感じないことです。
ラッシュ時にいくと、ものすごい勢いで料理を作っているので「おっ、どんぶり経営か?」と思いきや、そのあたりはしっかりしているようです。
ちなみにぼくがよくやるのがトンカツ180円を買って自宅でカツカレーにする方法です。
トンカツとかの揚げ物は自宅でやると油が飛び散ったり下準備で汚れたりしますので案外面倒なものです。
一枚でもボリューム満点なので、トンカツですと小食の方や女性だと半分でも十分です。
カレーさえ作っておけばいつでもカツカレーにできますのでこれはありがたいですね。
思い出したのですが、高校時代に自宅の近くにこの手のデリカのお店があったのですが、ハムカツとかコロッケを扱っていてそこも流行っていました。
これはひょっとしたら”揚げ物を自宅でやるのは大変だし、汚れるからいや”という心理もあるのかもしれません。