2016年はスマップの解散報道に続いてベッキーとか清原選手とかの有名人のスキャンダルが続いています。
個々のスキャンダルは興味はありますが対岸の火事なのは間違いありません。ですがこれらのスキャンダルから考えさせられることがありました。
潜在する負の感情
特にベッキーの件で現れていますが、例えばいま活躍している人でも正論を振りかざしたり道にはずれたことをしない人に対して、他人は少なからず「なんかうさんくさいなあ」とか「きれいごとを言っているんじゃないよ」という気持ちがあるのではないかと思います。
これは有名人だけではありません。あなたの身の回りにもうまくいっている人は少なからずいるはずです。
男であれば仕事がうまくいっていて金回りがよさそうだとか高い学歴を持っていたり有名企業に働いていてそれでモテていたり、女性であればきれいでかわいくてモテていて、中身がスカスカなのにぶりっこしていて中身がスカスカな男にちやほやされている場合です。
わかりやすいのはこのような人たちですが、そうでなくても人渡りがうまかったりおべっかがうまいひとなどの要領のいい人は悪く言う理由が目立たないのでやはり潜在意識でうさんくさいなあと思えると思います。
地べたをはいつくばるところを見たい人と見たくない人
潜在意識は表面化していないので普通にしていれば表面には出てきませんが、何かしらのきっかけで「それ見たことか」という意識が一気に噴出します。
欲深くてうまくやっていそうなひとや小手先で実力以上の評価を得ている人は、一般大衆から見れば失敗して地べたを這いつくばるところをみて陰で笑いたい対象でしょう。
「私って完璧よ」オーラを出す人ほどこの手の感情を持たれやすいと思います。
逆に自分の欠点やだらしなさを認めてそれを小出しに表現できている人はそれがいいガス抜きになってこの手の感情が抑えられるのかもしれません。
つまり、自慢したいんだったらそれと同じくらいに欠点さらせ、ということでしょう。