手習いのメンタリティ

LINEで送る

先日新人の後輩から相談をうけたのと、自分自身も新しい業務で面食らうことがありましたので備忘録としてかきました。

 

 

 

 

自分の性格でも得だなあと思うのが、変なプライドがないというか、見栄をはるのが嫌なのでいつでも手習い(修行中の身)のメンタリティを持てることです。

 

自分が圧倒的に知らない分野や経験が足りない分野に参入するとき、それを受け入れる側は「なんでこんな奴の面倒見なくちゃいけないんだ」とかの面倒くさいという意識が働くのが当たり前でしょう。

ましてや会社の新入社員でもなければ面倒を見る理由もないし、場合によっては仕事をとられてしまう可能性もあるので積極的に教える人はお人よしなのかもしれません。

人間には理性がありますから理性で教えてくれることはあるかもしれませんが、理性を本音と勘違いして痛い目を見たひともいらっしゃるのではないでしょうか。

 

すごく難しいのですが、ある程度の経験や素地ができてしまうと全くのサラの状態のメンタリティは持ちづらくなってしまいます。今までの経験がそうさせてしまうのかもしれません。

・しっかりと学校や予備校でその分野を勉強した

・似ている分野での修行経験がある

・まもられた環境の中でそこそこの結果をだしてきた

これらの経験はもちろん素晴らしいのかもしれませんが、その分野の専門家からすれば知識や経験はないに等しいので「おれはわかっているんだ」というスタンスで来られても困るはずです。

考えてみれば当たり前でしょう。その道の専門家も恥をかき、もがき苦しみながら経験を積んだのにもかかわらずこんなスタンスで来られたら困ってしまうでしょう。

 

では、どのようなスタンスで臨むのがベストなのでしょうか?

・自分はわかっていない、教えてほしい

・面倒なことでもなんでもやります

・どうぞ叱ってください

・理不尽歓迎

 

こういうスタンスはなまじプライドができてしまうと持つのは本当に難しいのですがこれくらいのスタンスが持てないとよほどの理由がない限り教えてもらえません。

 

すごく極端な話ですが僕自身は新規参入する場合、その道の先輩から見れば自分の立場なんてゴミ以下だくらいにとらえるようにしています。

 

現段階でできていない(経験が足りない)のであれば、怒られたり面倒くさがられたり、時には馬鹿にされてもいいから教えを乞うしかありません。

 

ましてやレベルの高い分野に新規参入するときはそれなりの人が相手なのでこちらのメンタリティに少しでも矛盾があるとかわいげがなくて相手にもされないでしょう。

 


当ブログ運営 前場亮のご紹介


1973年7月11日生まれ
行政書士前場亮事務所と株式会社ワインブックスの代表をしています。


2014年まで西麻布で飲食店を経営。
ワインも得意で第3回キュヴェ ルイーズ ポメリーソムリエコンテストで全国優勝しました。

行政書士の専門分野は風営法・航空法・道路法です。
これらのすべての分野で影響力のあるサイトを運営しています。詳しくは

風営法の専門サイト

道路法(特殊車両通行許可)の専門サイト

航空法(ドローン飛行)の専門サイト

をご覧ください。

モノを所有すること、保身、名誉が嫌いです。

行政書士 前場亮事務所
東京都港区赤坂9-1-7
赤坂レジデンシャル534
tel 03-6418-1075 fax 03-6418-1076


お問合せ・ご相談はこちら

お名前 (必須)

メールアドレス (必須)

メッセージ本文

LINEで送る

コメントを残す