昔から物を所有するとか余計なものに無駄使いするということが苦手で、できればムーミンのスナフキンみたいな生活を送りたいと思っていました。

ところがうまくいかないもので、これまでの生活は華やかにみられていたと思います。やっている飲食店もカッコいい系だったし場所も六本木でした。まあ仕方ないか。

これはこれで否定しないし、僕自身も目立つのは嫌いではなかったので華やかにみられることは悪いことではありませんでした。

 

ただ、さすがに40歳を過ぎるとそろそろ本音で生きたいと思い、現代のスナフキンを目指そうと考えています。川のそばにテントを張って釣りをして生計を立てるとなるとそれこそホームレスになってしまうのでまるっきりスナフキンではありませんが・・・。

スナフキンの何にあこがれたかというと、いつでもどこにでも移動ができて、身軽で、ということですね。これを実践しようと思うと結構難しい!先入観とか社会常識は僕にもあるし、全く捨てろといってもなかなか難しいからね・・・。

すでに都心の生活にも慣れてしまったし、比較的いい食べ物といい人たちに恵まれたのでいきなりジプシーみたいにもなれない。でも見栄のために生きたり無駄な時間を無駄だと思って生きるのももう嫌です。

これって現代人だったら誰でも一度は考えることかもしれません。僕も30歳になったころから漠然と考えていて、40歳になってはっきりしたことです。他人が決めた価値基準で生きるのは卒業です。

 

正確にいえば卒業したい、ですね。自由に生きるというのは難しい。だから、そのためにどうするか、だ。

 

スナフキン

 

↑これだよ!これ!かっこいなあーー!