西麻布交差点 和食おとら|魔のロケーションを制するか!?

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西麻布 おとらは2016年11月13日、西麻布交差点にオープンした和食店です。

以前はテテスというカフェがあったのですが、テテスは3か月ほど前に閉店し、そのあとに入りました。

終わったから言えますが以前のカフェ テテスは本当に僕とは相性が悪く、西麻布交差点にあるにもかかわらず高い・まずい・サービス悪いのお店でした。

よく続いているなあと思っていましたが、別部門で成功している会社なので維持ができていたのだと思います。

その跡地での出店ということで、いったいどういうお店なのか?早速リポートします。

 

西麻布 おとら

西麻布交差点の検討

こちらを訪れる前に、まずは西麻布交差点をおさらいしてみましょう。

西麻布交差点は広尾駅、六本木駅からどちらも歩けば15分はかかります。にもかかわらず質の高いブティック飲食店が点在し、飲食店関係者から見ると西麻布での成功は最高のステータスです。

実際に雑誌やガイドブックでも取り上げられることは多いエリアですし、ミシュランの掲載店舗も密集しています。

さらに、西麻布交差点での出店ということになると、業界の注目度も半端ではありませんし、成功させれば大変なブランディングになります。

そのためよほどの覚悟があってこちらを開業したと思いますし、そうあってほしいと思います。

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現状、西麻布交差点はグローバルダイニングの権八(一丁目)、アイスクリームのホブソンズ(四丁目)、焼き肉の叙々苑游玄亭(三丁目)がそれぞれの要所をおさえています。

しかし前述のように2丁目はテテスがパッとしなかったためなんとしてもここは頑張ってほしいところです。

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おとらはビルの1,2階にあって、1階はカウンターを中心にしたオープンキッチンのスペースで、2階は3~10人くらいの半個室や個室をメインにしています。

西麻布エリアの飲食店は個室の需要が大変に高く、夜遊び族にとっては個室はマストなのでそれを意識したのでしょう。

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一人客は一階のカウンターに案内されます。今回はお店の関係者さんがいらして利用できませんでしたがオープンバルみたいなところがあって、そこはビール一杯でもいいのかもしれません。

 

メニューは和食・・・といってもうどんとおでんを中心にした居酒屋メニュー。戦略なのか刺身の盛り合わせはすべて舟に盛られます。

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1階の一角におでんのオープンパンがあって、それをみて選ぶ楽しさもあります。またオープンキッチンには大勢の料理人がいます。

 

おでんは薄味であっさりしていますが、特にこれといった特徴はありません。オープン初日で仕方がないとはいえ↓この5品盛りで980円。うーん・・・。

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お店のウリのうどんは、ホタテと蝦のクリームソース。六本木のつるとんたんのように大きな器に盛られてきます。

うどんは対面の権八を意識しているのかもしれませんが、対照的にやわらかいコシです。これは好みの問題でしょう。これも980円。

ちいさいサイズもありますのでそれでも十分かもしれません。

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上記の2品に加えてビール一杯を飲み、消費税と合わせて2800円ほど。高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれだと思いますが、1か月もすればある程度結論が出ると思います。

(後でわかったのですが、今回はお店側の手違いでお通しが出てきませんでしたのでお通し代が入っていません。そのため普通であれば3000円くらいだと思います。)

 

マーケティングは広範囲

僕もそうなのですが西麻布の住人は基本的に新し物好きでミーハーです。この日もよく見かける人が多数いらしてました。

ただし、マーケティング的に地域密着でないことは明らかで、ブランディング含めてもっと広範囲の顧客層を狙ったお店です。

キャッチ―なコンセプトなのでお店の人には大変に失礼ですが内容に過度な期待はしないほうがいいと思います。

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お店の側からすればキャッチ―に徹していることは当然理解していると思いますし、専門店と同じ評価にされたらそれも困りものです。

専門性であったり技術の高さで勝負しているわけではなくて、コンセプトとマーケティングでいこうとするのが正攻法なのかもしれません。

ここまで紹介すると、ネガティブにとらえる人がおおいと思いますが、内容が専門的でなくても大成功しているお店もこの界隈はあります。ひょっとしたら大化けするかもしれません。

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権八やつるとんたんのような成功をするかは、冷めた言い方をすれば内容よりも売り方の方がよほど馴染んでいて、テレビとかSNSとかである日突然人気店になるかもしれません。

場所柄こちらを持ち上げる芸能人とかも出てくるかもしれませんが仕事で言わされてるか、あるいは飲食店のことはよくわかっていない人でしょう。

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で、感想は?

もちろん日が経つことによってお店側も修正してくると思いますし、接客は初日であるにもかかわらずそつもなく、元気があって礼儀正しいので大変に好感が持てました。

 

お店にとっては大変に厳しい意見になりますが、おそらく経営陣は西麻布交差点に対する顧客の心理をとらえきれていないと思います。

顧客の心理は西麻布交差点に対して真打の登場を期待しているのであって、「これぞ西麻布の交差点にふさわしいお店だ!」という唯一無二のものを渇望しています。

それはクオリティかもしれませんし、オリジナリティかもしれませんし、話題性かもしれませんが、いずれにせよどこかしらとんがっていないと「またきたか」程度の感想しか持ちません。

残念ですが(もちろん一般の飲食店としてはおいしいですし、お店もおしゃれです)おとらさんはそのどれも真打という表現には当てはまりませんし、とんがってもいません。おそらくあなたも同じように感じると思います。

 

これは仮説だとして、たとえばこちらのお店がテレビなどのマスメディアに取り上げられ、芸能人御用達のお店ということで一時的に成功したとしても「ああ、ここはそういう売り方のお店なんだ」くらいにしかとらえません。

ネタのほしいメディアが大した検証もしないで飲食店を持ち上げる姿勢にうんざりした都市部の顧客層の目は冷めているのです。

もちろんネットの評判やテレビや雑誌の露出に踊らされる顧客層も多く存在しますが、そういう層はわざわざ西麻布交差点まで足をのばしません。

身も蓋もありませんが、このビルのテナントを決めたひとがセンスないのかもしれません。

 

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当ブログ運営 前場亮のご紹介


1973年7月11日生まれ
港区赤坂で行政書士事務所を共同で運営しています。


2014年まで西麻布で飲食店を経営。
ワインも得意で第3回キュヴェ ルイーズ ポメリーソムリエコンテストで全国優勝しました。

行政書士の専門分野は風営法・航空法・道路法です。
これらのすべての分野で影響力のあるサイトを運営しています。詳しくは

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モノを所有すること、保身、名誉が嫌いです。

行政書士 前場亮事務所
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