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ニース 最終日|青い海はお腹いっぱい!ラーメン食べたい!


南フランス旅行も最終日。

明日のフライトで帰国します。

 

こういうとアレなんですがもう完全に南フランスはお腹いっぱいで青い海も白い砂浜もしばらく見なくても生きて行けそうです。

今回の宿泊は

モナコ3泊

ヴィルフランシュ シュル メール 1泊

ニース 2泊

でした。

今もニースにいます。

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モナコの宿泊は確かに高くついてしまいましたが、以前訪れたときに気にいっていたので予定通りです。

宿泊するホテルは、フランスに至っては現地で探しても全く問題ありません。

観光地であれば歩けばホテルを目にしますし、必ずファサードに金額が明示しているので安心です。

ニースのホテルも同様で歩いて探したのですが家族経営のこじんまりとしてスタッフさんがホスピタリティに富んでいてよかったです。

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たいてい7時くらいにホテルを出るとまだ外は真っ暗で、真っ暗なときに移動を済ませます。

↑の写真はビルフランシュからニースに行くバス停。

土日はなかなかバスが来ないので不安になりますね・・・。

10時くらいまでぶらぶらして宿泊するホテルの目星をつけ、実際に受付をします。

こうすると明るい時間を最大限に使えるのでお勧めです。

 

 

ニース

パリと似た雰囲気

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ニースの魅力は、もちろん南フランス独特の青い海と開放感ですが、街並みは雑然としていてパリのような雰囲気があります。

歩き始めると決してこぎれいな街ではなく、裏道は薄暗く、生活の匂いがしてややアンバランスな印象を持つかもしれません。

しかしリゾートはどこでも同じようなものでいわゆるフォトジェニックなところに集中投資するものだと思います。

行きかう人もそれこそ千差万別で個性的。どういう人生を歩んでニースにたどり着いたのか、興味がわく人ばかりです。

 

花の市場

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目抜き通りよりも旧市街のほうが雰囲気的に好きなのですが、特にニースは旧市街に花の市場があると聞いていたので計画していました。

旧市街を歩き、おそらく地方裁判所だと思うのですが、この裏が市場です。

裁判所の前はプラカードを持った人がたくさんいて、おそらく自己の正当性を訴えているのだと思いますが、どこでも同じような光景はあるものですね・・・。
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カンヌ|ニースからの行きかたと観光のポイント


南フランス旅行も6日目。こんなことをいうと怒られるかもしれませんが完全にホームシックです。

・ラーメン食べたい

・仕事したい

・日本語しゃべりたい

後述しますがカンヌでもフレンチをいただいたのですがもうお腹いっぱい・・・。

ボリュームも多いのですが、それ以上に汁を飲みたいというか、そばでもうどんでも何でもいいのでアレ系をすすりたいです。

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カンヌ

予想を裏切る庶民的な街並み

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カンヌというと国際映画祭などのイベントで知られます。

映画祭の映像を日本で見ているとモナコなみのリゾート王国のようなイメージを持ちますが、実際はほんの一部分以外は驚くほど庶民的です。

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一部のホテルや展示場以外はマントンヴィルフランシュのようにオレンジ色の石壁の家がならび、生活の匂いがします。
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ヴィルフランシュ シュル メール|漁師町で夜の海岸線を!


南フランス旅行も後半です。

前半はモナコとかエズ村とかの観光地を巡りましたが、ここヴィルフランシュ シュル メールは一転して庶民的な漁師町です。

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これは別に最初から知っていたわけではなくて、面白そうだとバスを降りて宿をとってしばらくしたら気づいた次第なのです。

行きかう人は日常間丸出しですが、街並みはうつくしく、海沿いの景色も歩いていて心地がいいです。

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ヴィルフランシュ シュル メール

行き方

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ニースからモナコを経由してマントンに行く世界でコスパナンバー1の公営バス(100番)があります。

ニース寄りのLA CROITEという停留所で降りると海寄りにすぐに観光案内所がありますのでそこで地図とホテルの情報をえられれば特に不安はありません。

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イバンとアンドレア(≧▽≦)

 

今回は正月なので完全なオフシーズンですが、街全体は観光客もいなくてホテルやレストランは選び放題です。

逆に言えば夏のハイシーズンはひょっとしたら込み合うかもしれません。

 

海沿いを歩く

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今回は海沿いのホテルに宿泊したのですが、なんともフェミニンな部屋でこっちが恥ずかしくなってしまいます。
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その他モナコ旅行|海と夜の街並みとお魚ちゃん

2018年南仏旅行も後半。前半はモナコに宿泊してましたが今日はヴィルフランシュ シュール メールに行く予定です。

 

モナコの思い出を雑多ですがこちらに残しておきます

 

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モナコの街並みは夜のライトアップが素敵です。

ご覧のように間接照明で町全体が照らされていて、深夜でも真っ暗ということはほとんどありません。

治安も世界屈指で所々に警察官が常駐しているので危険な目にあったら大声を出せばいいでしょう。

 

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モナコは裏道であっても清潔で、これがパリとの決定的な違いです。

パリは中心部であっても少し歩くと裏道独特のうす暗く、やや危険な香りのするエリアにあたりますが、モナコにはそれがありません。

どの道を通っても安全で明るく、そして清潔で快活なイメージなのです。

 

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夕暮れのモナコ港。
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モナコ ヴィル地区|旧市街は情緒たっぷりで夜がおすすめ!


モナコはいくつかのエリアに分かれていますが、そのうちのほとんどは世界一を狙って作ったリゾート地区で、そのため超高級店が並びます。

普段使いであってももちろんパリやフランスの田舎町にあるようなカフェはありませんし、「ここなら安そうだ」と思って入ったらとんでもない金額だったなんてこともざらです。

そんな中にあって旧市街地区は派手さはありませんが落ち着きのある街並みでいわゆる”古き良き時代”のイメージでおすすめです。

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旧市街地区はモナコの中心部の北西部から続く坂道をあがって5分ほどのところにあります。

坂道を登りきると大聖堂が見えてきます。

ちなみにこの北西部はモナコの中でも庶民的で、例えば普段使いの日用品とかサンドイッチとかを買うのはこのあたりのスーパーがおすすめです。

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あるくとそれまでのモナコの現代的な街並みとは打って変わってポルトガルの田舎町のような雰囲気。マントンにもにているかも。

 

ここは昼間よりも夜のほうがおすすめです。うす暗くライトアップされた街中を歩くと迷路のようになっていて、夜も8時くらいになると誰も歩いていません。

独り歩きはやや怖い印象を持つこともあると思いますが、治安はいいので危ない目にあったことはありません。

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それもそのはず、あちこちに警察官やら清掃局のひとがいてふらふら歩いていると心配で話しかけられるのです。
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フランス エズ村への行き方と観光のおすすめスポット


エズ村はモナコニースの中間点のやや内陸にある小さな村で、村全体が観光地になっています。

モナコやニースからはバスで簡単に行けますし、半日あれば十分に回り切れますのでお時間のある方は試してみてはいかがでしょうか。

 

エズ村へはモナコから112番のバス

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今回はモナコのモンテカルロ・カジノの停留所から行きました。

公営バスの112番で15分程度ですが、このバスは一日に5~6本しか出ていません。

今回は11時50分の出発でしたが、停留所の周りにはカフェがありませんのでカジノに隣接する公園で暇をつぶしました。

これはタイミングが悪かったのかモナコの街全体がいたるところでビルを建設していたり、あるいは改装中のため環境は決していいとは言えません。

さらに付近は交通量が半端なく多く、できれば時間を定めてぴったりにいくのがいいでしょう。

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バスは出発するとじゃんじゃん内陸側をのぼっていきます。

海岸線沿いを上がるのですが、高台のカーブであっても荒っぽい運転はそのままです。

見渡すとすでに街が雲に覆われていることに気づきます。

僕は高所恐怖症なのでとてもじゃありませんが見ていられません。

 

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停留所につくといかにもな一本道が見えてきます。

正月で観光客は多いのかとは思いますが観光案内所はクローズ!

ただしその一本道をひたすら上っていけばすべての見どころを見られるようになっていますので観光案内所は必要ないかもしれません。

 

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エズ村は石灰岩の岩肌をくりぬいて村にしたイメージです。

一本道の上り坂はいくつかの道に分かれれますが絶対に見失わないようにできています。

観光で成り立っている村なのでそのあたりは面倒くさくならないようにできているのかもしれません。

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マントンでもあったのですが、村の中心部に教会がありました。

中に入るとひんやりして静寂な雰囲気が漂います。教会だからそりゃそうか。

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ここでもゆっくりしました。
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マントン|フランスとイタリア国境”レモンの街”への行き方

2018年の年始の旅行はモナコに3泊宿泊して、一日目はモナコ、二日目はマントンを観光しました。

三日目はエズ村に行く予定です。

マントンは前回(18年前)フランスとイタリアの国境はどんなもんだという好奇心で来たのですが、街自体も海沿いののどかな雰囲気が気に入っていて記憶に残っていたのです。

ちなみに日本語ですとカタカナでマントンですが、実際にフランス語での発音はどう聞いても「モントン」と聞こえます。

 

マントン フランス

レモンの街

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マントンはレモンの街として知られています。

街のいたるところにレモンが植えられていますし、そこかしこで売っています。

地中海性気候なので正月でもコートはいらないほどの温かさですので年中採れるのかもしれません。

そういえばモナコはオレンジが植えられていました。

二つとも健康的で快活なイメージがありますので、街の雰囲気とも合っています。

 

マントンへの行き方

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マントンへはモナコのモンテカルロ・カジノの停留所から100番のバスで最後の停留所で、モンテカルロ・カジノの停留所は観光案内所にあってわかりやすいです。

100番のバスはニースからモナコを通過してマントンに行きますが、これがまた絶景です。

世界のリゾートを海沿いに行き、街の雰囲気も味わえるという何ともぜいたくなバスなのです。

しかも公営のバスなので料金は1.5ユーロ(200円以下)!

おそらく世界一コスパの良いバスかもしれません。
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モナコで新年|成長したのは僕ではなく、あなたのほうだった

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お休みを利用して南フランスにいまして、今はモナコにいます。

モナコは26歳の時にパリで生活していて、日本へ帰国する前に2か月ほど南フランスを一人旅して以来です。

知っている方も多いと思いますが、知らない方もいると思いますので念のため説明しますが、モナコはフランスの南に隣接する世界で2番目に小さい国です。首都はモンテカルロです。

フランスとは陸続きで税関もありませんし、バスで行けちゃいます。

モナコにはヨーロッパ随一のカジノがあり、もともとリゾートとして世界的な人気があったところにカジノというドル箱がトリガーとなり、世界的な資金流入国となります。

国土は小さいにも関わらずお金がじゃぶじゃぶあるので再投資→人気化→再投資→人気化の嵐です。

 

モナコのお正月

18年前の記憶は・・・?

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以前きたのは27歳の時なので18年前です。その時はマルセイユから東に少しずつ移動して最後がモナコだったのです。
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久しぶりの海外旅行

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あけましておめでとうございます。

2018年もよろしくお願いいたします。

 

これから南フランスに旅行に行きます。

 

予定としては今夜のフライトでトルコ イスタンブール空港経由で→コートダジュール空港着が明後日の予定です。

帰国が10日なので7泊になります。
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竜田駅|福島原発との限界駅の2年目

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去年に引き続き、夏の竜田駅にいきました。

前回は竜田駅の真正面に夏祭りが開催されていましたが、今年は駅前ではなく、町の中心部でやるとのことでした。

駅を降りたら屋台があるとふんで朝から何も食べてきませんでしたので竜田駅を降りたときは軽く落ち込みました・・・。

 

ま、目的は常磐線の限界駅がどのようになっているのかの検証なので、今回は夏祭りには参加しませんでした。

竜田駅は福島県楢葉町にあります。

常磐線で水戸から仙台に行く途中なのですが、福島原発の事故でこちらが最終駅になっています。

ここ以上は放射線量の判断から竜田駅が限界駅となっています。

ただし、2017年中にもう少し進んだところまで開通するという話を聞きました。

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去年に比べて思ったのが、少しずつアパートとか新規参入の会社ができ始めていることでした。

全くの更地だったところに少しずつ建物が建ち始めています。

ただし、そのスピードはとても速いとは言えません。

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仮にいま住んだとしても、町にはスーパーも飲食店も学校も何もありません。

労働環境としてもイメージがよくありません。大手企業であれば進出しづらいでしょう。

 

少し歩くといまだに放射線土嚢が無数に放置されています。

これではここに住みたいと思う人は少ないでしょう。

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農作業をしているおじさんに話しかけると思ったよりも反応がよく、いろいろ話してくれました。

震災前は7500人いた人口が今は1500人しかいないとのことでした。5分の1です。

住居以外の施設は駅しかないそうです。

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唯一あった小学校は閉鎖になったそうです。

敷地も広く、体育館とかまだ新しいのに、もったいない気がしますが、僕には何もできません。

「これじゃ若者は住みつかないよ。」とつぶやいていました。事実お年寄りしか住んでいないそうです。

「あと30年もすればこの町なくなるよ」と言われたときに、どんな顔をしていいかわかりませんでした。
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