愛すべきダメな店

西麻布かおたんラーメン|ダメ男/女を愛せる人なら好きになる店

かおたんラーメン

西麻布や六本木で遊び歩いている人であれば有名かと思いますが、「なぜこの場所にこんなお店が?」というサプライズ感を求めているのであれば青山霊園ふもとのかおたんラーメンをお勧めします。

 

サプライズ感は、たとえばカップルであれば男性が女性に誕生日プレゼントをしたり、プロポーズをするときにするものだとおもいます。

この場合、基本的には「さげておいて最後にあげる」というのが原則です。

たとえばプレゼントをすることを忘れていたふりをしてサプライズでプレゼントを渡すとかはよく使う手法ではないでしょうか。

 

しかし、かおたんラーメンはその逆で、六本木や西麻布というおしゃれでクールな街にありながらプレハブのようなほったて小屋という「あげておいて下げる」サプライズなのです。

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かおたんラーメンは西麻布の交差点からあるいて3~4分ほどの場所にあって、六本木の駅からも歩けば10分ほどはかかると思います。

周囲はおしゃれでいかにも芸能人が好きそうな飲食店が並びますが、かおたんラーメンの一角だけ終戦直後にタイムトリップしたんじゃないかと思うような門構えです。

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おそらく開業以来一度もリニューアルしていないのか、トタンの外壁は陽に焼けてうすくはげています。

お店のロゴもどこかウケを狙っている気がしてなりません。どうしてもダメ感を感じてしまうのです。

 

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よく見ると入口の上に「かおたんラーメン入口」と手書きで書いてあります。

キティちゃんのシールも貼ってあって、ここまでダメな雰囲気は出そうと思って出せるものではありません。

 

おそらく店員さんは「どこが入口かわからないだろうからせめて案内だけでも書いておこう」と思ったのかもしれません。

親切心はあるのかもしれませんが、字にダメ感を感じるからか、ラーメンがラーメソに見えます。
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野田市川間駅の定食屋”山田食堂”

僕は4歳から18歳まで千葉県の流山市に住んでいました。ところが流山にはあまり愛着を感じずにとっとと東京にでていってしまったのですが、そうはいっても20年前のことですから懐かしさも感じます。

このまえクライアントワークでいったのが野田市。野田市は流山の隣にあってイメージでいえば流山よりもさらに田舎な雰囲気です。ちなみにこのあたりの中学生でのかっこいい序列は野田市<流山市<柏市<松戸市の順で、流山に住んでいた僕は松戸で髪の毛を切ると「おれは松戸で切っているんだ」と吹聴できたものでした。

 

野田の中でも川間駅といってとても仕事でなければ訪れないような駅です。駅を降りてもがらんとしたタクシー乗り場とコンビニが一つ。遠くにラブホテルがそびえたっているくらいしかありません。

 

こういう駅に降りると俄然「なにか話のネタになるような店に入ってやる」な野心が芽生えます。
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