カーサ カルマ|北千住の気合入ってるイタリアンやで

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北千住に引っ越してやっと落ち着いてきました。

引っ越しがここまで大変だとは思いませんでしたが、せわしなく大変ながらも街を眺めることはできます。

自宅の近くはできる限り裏道も含めていろいろ歩こうと思うのですが、そんななかでひときわ目を引いたのがこちらでした。

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食べログで調べてみるとやはり北千住イタリアンでは1番でした。おいしいお店は外観で分かります。

北千住駅から歩くと商店街を最後まで抜けてさらに少し歩きます。決して恵まれた立地ではありませんが、ずいぶん繁盛しているように見えました。

狭い店内ではありますが料理人と接客含めてスタッフは5人はいらっしゃったと思います。

 

北千住イタリアン カーサカルマ

外観からわかる通り家庭的な雰囲気はありますが同時に都会的な洗練さを感じる店づくりです。

これは僕の予想ですが、おそらくお店の方はもっとセンスを前面に出すことも可能なのですが、地域性に合わせて押さえている感じがしました。

後述しますがお料理の盛り付けとかワインのセレクトが都会的で田舎っぽい外観や内装とあっていません。

おそらく僕がイタリアンに慣れているのでアレンジしたのかもしれませんが、それだとしても非凡なものを感じました。

 

マダムらしき方が仕切っていますが、セレクトするワインが料理との連携が取れています。久しぶりにいいマリアージュを楽しめました。ひょっとしてワイン押しのお店?

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店内は20席程度で薄暗く、ヨーロッパにある地方のビストロのような内装です。

金曜日でしたので早い時間でしたがすでにほかのお客がいたので店内の写真は飛ばしますが、センス良くまとまっていておしゃれなのでデートにも使えます。

ただし、20席しかないのですぐに満席になってしまいます。予約をお勧めします。

 

 

パスタ

一人でしたので前菜は飛ばしてパスタとメインディッシュのみにしました。

パスタはイノシシ肉のカルボナーラのキタッラ。

イノシシ肉のパンチェッタは風味もよく、よく味わうと塾成香を感じます。

キタッラは粉の風味というよりも口当たりや舌触りのなめらかさを優先させたもので、ソースとよく合います。

技術としてはこれだけでしっかりとしたものを確認できます。一皿として完成されています。

カルボナーラはイタリアンだと「とりあえずメニューにおいておけば出る」定番ではありますが、それだけに余計なアレンジをすると少しイタリアンに詳しいお客には通用しません。

例えば店構えは伝統的なイタリアのトラットリアの様なのにアメリカ風のクリームたっぷりのカルボナーラが出てきたら拍子抜けしてしまいますよね。

 

 

こちらのカルボナーラは日本人向けにアレンジをしていませんのでまずは一安心です。

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ワインはお任せでリグーリアの白でした。シンプルな味わいですが果実味がたっぷりでやや残糖があり、リッチな口当たりです。

カルボナーラは料理とワインのコンビネーションが難しくて有名です。むずかしいというか、考察されてこなかったのです。

ワインはもともと卵との相性は難しいとされていますし、カルボナーラは大衆料理なのでセオリーは無難な軽めの白ワインとされていました。

これはどういうことでしょうか?つまりあまりにも家庭的過ぎるものだからとりあえずがぶ飲みできる白ワインで行こうという消極策が長年のセオリーだったのです。

ワイン界は長年保守的なロジックが主流だったのですが、それではものすごい勢いで進化する料理に取り残されてしまいますよね。ワイン業界にもこの疑問は以前から投げかけられていました。

その反省からか、最近はいままで見向きもされなかった料理とのコンビネーションもフォーカスされるようになったのです。

 

 

今回はお任せでワインをお願いしました.

料理に塩気があるので残糖がほんのりと感じられてある程度のボディがある白ワインをお勧めしてくれました。これが積極的なマリアージュといえます。

ワイン単体でもおいしいですし、相性も完璧。

 

メインディッシュ

メインディッシュはスズキのソテーでした。

皮目をパリッとソテーしたスズキにグリル野菜を添えたもの。スズキはしっとりと風味豊かでふんわりとしています。

初回の来店なので調理そのものは無難な仕上がりでしたが、魚と野菜の焼き具合も楽しめました。

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ワインはカンパーニャのフィアーノですが、一般的なものではなくロングマセレーションと言って特殊な造りをしたものでした。

通常は白ワインはぐちゃぐちゃに攪拌した後時間をおかずにプレスするのですが、ロングマセレーションは皮や梗の部分と果汁を漬けおく製法になります。

そのためシャープさや繊細さよりも野菜臭さや複雑さなどが際立ちます。この風味をグリル野菜と合わせたのかもしれません。

ビオワインなのですでに酸化が進んでいましたし、気泡を感じられたのですがそれをソムリエさんは一生懸命フォローしていました。

最初は色を見て北イタリアのリボラジャッラかと思いましたが、最近はフィアーノでもこういうのがあるんですね・・・

ちなみにワインにおいて野菜臭さはソムリエ的に言えばいい表現ではありません。白ワインには雑味をそぎ落としたシャープさが長いことよしとされていたのです。

一時期はシャープ&クリアーな白ワイン全盛のころがありましたが、それだけじゃあつまらないよねという反発から白ワインもマセレーションを強くしたものが出始めました。

それをあえて合わせたのかもしれません。

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今回はお店全体でみると圧倒的にソムリエの力量が際立っていました。まだ注目されていませんが、遅かれ早かれ話題になるお店だと思います。

こちらは味わい深いですね。また伺います。

落ち着いておいしいイタリアンを食べたい時にお勧めです!

 

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当ブログ運営 前場亮のご紹介


1973年7月11日生まれ
港区赤坂で行政書士事務所を共同で運営しています。


2014年まで西麻布で飲食店を経営。
ワインも得意で第3回キュヴェ ルイーズ ポメリーソムリエコンテストで全国優勝しました。

行政書士の専門分野は風営法・航空法・道路法です。
これらのすべての分野で影響力のあるサイトを運営しています。詳しくは

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モノを所有すること、保身、名誉が嫌いです。

行政書士 前場亮事務所
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